ZOZOの次はカブアンド(KABU&)?
あの前澤友作さんが新会社、株式会社カブ&ピース(KABU & PEACE Inc.)を設立しました。
URL: https://kabu-peace.co.jp/
前澤友作さんといえば、時価総額約1.5兆円企業(2024年11月13日時点)の株式会社ZOZOの創業者であり、2019年にZOZO社長を退任して(若くして億万長者になった)ニュースは皆さんの印象にも残っているのではないでしょうか?
その後は、宇宙に行ってみたりTwitter(現X)でお金配りおじさんになってみたりとよくわからない活動に勤しんでいるように見えました。
が、その前澤友作さんが新しい株式会社カブ&ピースを構えて、満を持して「カブアンド(KABU&)」という非常に面白そうな事業を始めるそうです。
URL: https://kabuand.com/
カブアンド(KABU&)とは
カブアンド(KABU&)とは、その後ろに〇〇を付けて完成する言葉で、○○を利用すると株式会社カブ&ピースの株(種類株式)がもらえるサービスです。2024年11月20日(1週間後!)に、6つのKABU&○○が一気に始まります。
- KABU & 電気
- KABU & ガス
- KABU & モバイル通信
- KABU & ネット回線
- KABU & ウォーターサーバー
- KABU & ふるさと納税
クレジットカードやPayPayなどの電子決済で何かを買うとポイントが付いてきますが、カブアンドでは電気、ガス、モバイル通信(MVNO、いわゆる格安SIM)、インターネット回線、ウォータサーバー、ふるさと納税を利用すると、なんと利用金額などに応じて株式会社カブ&ピースの株がもらえるそうです!
現代社会に生きていて、上記のサービスを一つも利用していない人はいないのではないでしょうか?
それを今利用しているサービスからカブアンドに切り替えるだけで株がもらえるようになります。
カブアンド(KABU&)は世界を変えるか
これって非常に画期的で面白いアイデアで世界を変えうるものだと思いました。
例えば、スマホやインターネットでdocomo回線を利用しているだけでNTTドコモの株、au回線を利用しているだけでKDDIの株、SoftBank回線を利用しているだけでソフトバンクの株がもらえるようなものです。
これは凄まじいことで、BtoCサービスのビジネスモデル(というか株式の在り方?)の根幹を揺るがすポテンシャルを秘めているように思います。
というのも、カブアンドのような事業が成立するのであれば、(もし同じ価格、同じクオリティのサービスであれば)だれも株をくれない会社のサービスを利用しなくなりますよね。
価格やクオリティという軸に加えて、株をくれるかどうか(もっといえば、その会社の株価が今後も上がっていくかどうか)という新しい競争軸が消費者の中に生まれることになります。
これは株式投資・株式市場という既存の枠組みを超えて、消費という行為に株式の取得が紐づくことになりますから、一部富裕層の特権として存在していた株式が日々の暮らしで精いっぱいの市民にも行きわたる「株式の大衆化」と呼べるような社会現象に繋がるかもしれません。
調べてみると、株式会社カブ&ピースのテーマは「目指せ、国民総株主」とのことでこれを本気で狙っていっている感があります。
(目論見書https://kabuand.com/prospectus.pdf p.8に書いてあります。)
前澤さんの頭の中にも似たようなストーリがあるのかもしれません。
結局、私はカブアンドを利用するか
利用します!!!
めっちゃ面白い試みに賛同します!!!
面白さ的なところをおいておいたとしても、サービスの価格・クオリティ次第ですが、事業がうまくいかなくても損はしないし、事業がうまくいけば大きく儲けることができる可能性を秘めているように思います。
リスクはほぼゼロ、(気が早すぎますが)上場後も見据えると青天井なわけで、利用しない手はないですね。
そんな甘い話があるのかと疑心暗鬼にもなりますが、まあ何か見落としがあったらそれはそれで自分の想像力が足りなかったってことですし、良い学びになります。ひとまず具体的なサービス内容が発表されるのを待ちましょうか。というか、あの前澤さんが創業者の会社の未公開株がもらえる機会なんてまずないですからね(一緒に創業とかしない限り)。
今は会社の寮暮らしなので電気・ガスは無理ですが、それ以外はちょっと高いくらいなら利用してみようかな!
お金配りおじさんを卒業して、株配りおじさんにクラスアップした前澤さんとカブアンドに注目です!
以上!
カブアンドのポイント還元率判明⇒ https://sciotein.com/2024/11/19/kabuand_mobile_0/
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