株式週記(2024年8月第2週):日銀ショック

エッセイ

日銀(植田)ショック?という人生であと何度経験できるかわからない貴重な体験を株式市場に資金がある状態で経験できたのでしばらく日記をつけていきたいと思います(先行きについて話しているところは何か確信があっていっているわけではないので適当に聞き流してください).

ただ毎日つける体力はないので1週間に1度の記録ということで週記(という言葉があるかは知りませんが)としたいと思います.

ここ数日を振り返ると8月2日の金曜日の際には月曜日にこんなに下落するとは思っていませんでした.
それどころか金曜日もそこそこ大きな下落だったのですが自分の保有している株がどのぐらい下落したのかも気にしてなかったぐらいです.

ただ,8月5日の月曜日の通勤中,ちょうど9時ぐらいにたまたま株価を見るとしばらく放置していた株の含み益が吹き飛んでいました.結構すごいことが起きてるなと思い,買い増しのチャンスかなとも思ったのですが最近の米国の利上げや日本の税制・社会保険を見ているとそもそも景気が悪くなる(企業業績が悪くなる)確率のほうが高いのかなと思ったのでポジションを減らすことにしました.

このあたりの判断は過去にFXで放置しておいたら大変なことになった経験に由来する感じです.利益がでてるならまだましやなと思って特定口座で買っていた株を利確・損切しました.一方でNISA枠で長期視点の投資信託などはとりあえず残しておきました.このときの行動を評価するにはもう少し時間がかかると思うのですが現時点ではよかったのではないかと思います.

ポジションを減らしたうえで長期目線のものは持っておくことで個人的に良かった点はとして株価が上がっても下がってもうれしいというのがあります.例えばポジションを整理しているので下がっても整理してよかったと思うことができます.その際,現金もできるので下がったとしてもどこかのタイミングで買いやすいです(どこで買うかは激ムズですが…).また長期積み立てについては下がっているほうが今後安く買えるので正直なところ下がれば下がるほどうれしいです(もちろん限度はありますが).逆に上がれば,NISAで保有している株は持っているのでとりあえず利益は出てるなと安心できます.何も持ってなくて上昇相場になるとそれはそれでダメージを受けそうなので一部持っているのは意外といいのかなと思います.

それにしても三井住友などの大型企業の銘柄がストップ安になっている光景は壮観でした.特に銀行株の下がり方はすごかったように思います.JTがストップ安だったのも衝撃でした.不謹慎ながら怖いものみたさからどこまで下がるのか少し楽しみになったほどです.心に余裕も持って暴落相場を見れるのもポジション整理のいい側面かと思います.

暴落の翌日8月6日(火)には高配当銘柄を中心に少し買いました.具体的にはJT,三菱UFJ,三井住友などです.これがこのあとプラスになるかはわかりませんがしばらくは下がっても配当をもらって耐えられそうな株が安くなっていたら買っていきたいと思います.

2024年8月11(日)時点では,株価はそれなりに反発していて少し落ち着いてきたようにも思います.現状は今年株を始めた人もプラスマイナスゼロくらいで余裕がある状況なのかなと思います.この状況がうまく働けば安くなってるから買おうで上がると思いますし,悪く働けばこの後下がったときに逃げ遅れてつかまった人たちがどこかで耐えきれなくなりさらなる暴落を引き起こしたりするかもしれません.どちらにせよどっちに転んでもそこそこ嬉しい位置取りを心掛けていきたいと思います.

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