Nです.明日(2019年10月7日)はノーベル賞の医学生理学賞の発表日ですね.そこで今回はノーベル賞の候補者になるための条件について紹介します.

候補者になるための条件

まずノーベル賞のHPに行くと次のように書いてあります.

Quick facts
・The nomination processes start in September each year.
・No person can nominate herself/himself for a Nobel Prize.
・The names of the nominees cannot be revealed until 50 years later.
Nomination and selection of Nobel Laureates
https://www.nobelprize.org/nomination-and-selection-of-nobel-laureates/

つまり,ノーベル賞候補者のノミネーションは9月から始まり,他薦によって選ばれるみたいです.また,実はノーベル賞の候補者は50年後まで公開されないようですね.

推薦者になるための条件

他薦と言いましたが誰でも推薦できるわけではありません.ノーベル委員会から推薦者として認められた人には連絡が来るようです.

例えばノーベル賞の医学生理学賞受賞者を推薦する権利を持つための資格も書かれていまして以下の8つが挙げられています.

  1. ストックホルム,カロリンスカ研究所のノーベル会議のメンバ
  2. スウェーデン王立科学アカデミーの医学及び生物学クラスのメンバ
  3. 医学生理学もしくは化学のノーベル賞受賞者
  4. ノーベル委員会のメンバは1に含まれない
  5. スウェーデン,デンマーク,フィンランド,アイスランド,ノルウェーの医学部または同種の機関の正教授としてのポストの保有者
  6. ノーベル会議で選出された大学の医学部の正教授
  7. その他のノーベル会議が適切と考える科学者
  8. 自己推薦は無効

 

5番目などはノーベル賞の候補者を推薦する資格にどの国の研究機関に属しているかが関わって来るという点で個人的には結構意外な条件でした.

選考日程

また選考日程は以下のような感じらしいです.

9月

推薦者としての資格のある3000人以上の人にインビテーションを送る.

2月

推薦の締切.

3月ー5月

分野の著名な専門家を招いて評価報告書の作成.

6月ー8月

調査報告書の評価.

9月

ノーベル委員会がノーベル会議で議論する候補者を決定する.

10月

10月のはじめの月曜日にノーベル会議の多数決によってノーベル賞受賞者を決定.受賞者にはすぐに通知され,記者会見で発表される.

発表の当日に受賞者が多数決で決定されているので本当に当日になるまでわからないみたいです.先行日程を見ていて,たまに報道で受賞者の有力候補として出ているのは9月の候補者が漏れているのではないかなとも思いました.

まとめ

まとめますと

ノーベル賞を受賞するためにはノーベル委員会に認められた推薦者に推薦されて,更に候補者として残り,発表当日の多数決で選ばれる必要があることがわかりました.

なかなか大変な選別を乗り越えてきたのが受賞者たちと言うわけなのですね.

以上,ノーベル賞を受賞するための条件でした.

参考

Nomination and selection of Nobel Laureates

カテゴリー: サイエンス

N

博士後期課程学生 研究中に気づいた事を中心に記事を作成していきます.研究内容は主にヒト運動計測と脳波解析.

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