アブストの書き方

自分が論文書くとき用のメモ

アブストラクトは以下の質問に答える必要がある

  • なぜこのプロジェクトを実行したのか
  • 何をどうやってしたのか
  • 結果は何で,先行研究と比べて何が新しいのか
  • 解釈は何で,結論は何か

アブストを読んで論文の全体像がつかめるようにする.アブストでは必要最小限の先行研究にしか触れないようにする(イントロではないので何が新しいのかがメイン).

アブストはレビュアーが初めに読む部分でもあるかつすべての読者が無料で読める部分でもあるのでのでとにかく大事

検索にかかりやすくなるように同じキーワードをアブストの中で4回以上使用しない.

アブストの初めは一般的なフレーズ(The aim of this paper 等)を使わない

アブストに書かないほうがいい内容

  • 一般的すぎる背景知識
  • その論文で支持しない主張
  • 技術的すぎる,もしくは一般的すぎる単語
  • 重要な単語の定義
  • 数式
  • 他の論文の引用
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時制 (tenses) の選び方

大体過去形で,よく知られている現象について説明したり,話したりするときは現在形.過去から今までの研究の状況を離したりするときは現在完了形.

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Key wordsの選び方

まずいくつのキーワードを設定できるか,タイトルに出てくる単語を設定できるか確かめる.

  1. 自分の論文を読んで頻繁に使用している技術的用語を見つける(EEGとか?).
  2. その単語が自分の研究分野で使われている単語か調べる
  3. 言い換えを考えてみる
  4. 一般的な略称を含める
  5. 選んだキーワードをgoogle scholarに入れて自分のトピックと一致するか確認する

最後にチェックする内容

  • 雑誌のルール,スタイルにのっとっているか
  • 論文全体の概要を説明しているか
  • その情報を出した理由が読者にわかる形になっているか
  • 冗長でないか,削れる部分がもうないか
  • 時制は正しいか,すでに知られていることは現在形,過去から現在までの背景知識は現在完了形,自身が行ったことは過去形で書く
  • スペルミスはないか.自分だけでなく他の人にも確認してもらったほうがいい
  • 別の分野の研究者に見てもらったときに理解できる内容になっているか,その研究が重要であることをわかってもらえるか.

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