Nです.本webサイトは研究に関する情報も発信していきたいため,今後他人の発表した論文等の紹介も行いたいと考えています.
ただそれには
「著作権的に大丈夫なのか問題」
があります.
そこで今回はwebサイトで他人の論文を紹介するときの注意点や,やり方についてまとめました.
結論:少なくともオープンアクセス論文(CC-BY)なら,正しく帰属先を表記することで,図を使用して紹介可能
CC-BYライセンスで論文が公開されている場合,以下の情報を記載することで誰でもその論文の再利用・改変が可能になります(ほかにもCC-BY-NC-SA等がありますが略語の意味は” オープン・アクセスと著作権の取り扱い ”ページを参照してみてください).
記載の必要がある情報
Ⓒ 公表年 著作権者の名前
作者名 タイトル
元の作品の著作権表示かライセンス情報に関するページへの指定されたURL
改変した場合は元の作品の著作権表示かライセンス情報に関するページへの指定されたURL
FAQ よくある質問と回答 | クリエイティブ・コモンズ・ジャパン
さらに クリエイティブ・コモンズの実際の使い方 を参考にすると論文の図等の場合は
著者名. 出版年. タイトル. 雑誌名,号,ページ数. CCライセンスの種類(コモンズ証へのリンク付き)
でよいみたいです.
例として
Whittington, James C.R., and Rafal Bogacz. 2019. “Theories of Error Back-Propagation in the Brain.” Trends in Cognitive Sciences 23, no. 3, 235–50. CC-BY 4.0.
論文へのリンクは著作権上はなくても問題ないですが,あると参考文献にたどり着きやすいのでつけています.
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