結果(Results)の書き方

自分用メモです. Adrian Wallwork (2016), English for Writing Research Papers を参考にしています.

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結果で答えるべき内容

  • 何を発見したのか
  • 何を発見できなかったのか(ネガティブな内容も含む)
  • 予想していなかったどのようなことを発見したのか(仮説に対して)
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順番

基本的にはMethods内で出てきた順番.ただし,その順番がIntroductionで説明した仮説や目的にこたえるような順番になっていなければならない.

時制(tenses)

論文を書く前に発見した内容なので過去形.能動か受動かはどちらを使ってもよい

図や表について述べるときの注意点

主語にFigure 〇やTable 〇を持ってこないほうがいい.文章の最後に括弧で示すようにすることでその文で述べる内容を図から読み取れる意味に集中させることができる.その際”can be seen”や”we can see”も使用しない.

図のキャプションについて

  • 本文中の文章を繰り返さない
  • 本文を読むことなく図を理解できる必要最小限の説明を行う

最終確認

  • 可能な限り明確に表現しているか?受け手によって解釈が変わらないか?
  • 単にすべての結果を報告するのではなく,重要な結果に集中して記述しているか?
  • 結論を結果に書いてしまっていないか
  • 図は結果を示すのに適切な表現方法を採用しているか?図や表の間に重複している情報がないか.
  • 議論(Discussion)でのべること事についてのみ言及しているか
  • 結果に影響を与えるような方法についてきちんと記述しているか
  • 時制を正しく使用しているか.過去形は自分の発見したこと,現在形は確立された科学的な事実について記述するときに使用する

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